自動運転に遠隔操作も 20周年のCEATEC、展示に見える日本社会の課題

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便の形を自動判別・集計するトイレ

   ディー・エヌ・エー(DeNA)は、AIとビッグデータで乗客をみつけやすくしたり、需給予測をして「必要なとき・必要なだけ・時間を選んで」働く「リリーフドライバー」の採用を進める「働き方解消タクシー」を提唱する。

   異色なのは住宅設備大手のLIXIL(リクシル)だ。トイレで排便した際のタイミングや形、大きさを自動的に判別して集計するシステムを開発中で、CEATECではデモンストレーションが行われる。名付けて「トイレからのお便り」。これまで、高齢者施設では職員が排便記録を手動で記録していたが、実用化すれば業務の負担が大幅に軽減されることになる。

   ANAホールディングス(ANA HD)は、自らの分身にあたる「アバター」を活用した構想を提唱。新たに開発した「newme(ニューミー)」と呼ばれるアバターも発表した。このアバターに離れた場所からログインして操作し、将来的には自宅からショッピングを楽しんだり、入院中に水族館を見学したり、といった可能性を想定する。

   会期は10月18日までで、4日間で16万人の来場を見込む。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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