環境省「同行避難が基本」、一方で...
ペットの同行避難については、2011年に東日本大震災で問題視された。それを踏まえ作成された環境省の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」によると、「災害が起こった時に飼い主はペットと同行避難することが基本である」。一方で、「他の避難者への迷惑にならないように努めなければならない」とも記載されている。
避難所には動物が苦手な人や、アレルギーを持っている人もいることが想定される。ペットの受け入れ方については、最終的には各自治体や避難所に委ねられているため、「一回家族で行ってみたもののペットNGだった」「断られました」などという報告がSNSで出ていることからもわかるように、一部で混乱を呼んでしまったようだ。
一方で、さいたま市広報課の公式アカウントは12日、ツイッターでペットの同行避難を呼びかけており、飼い主から称賛を受けている。ツイートによると、ペット専用スペースを設けたようだ。迎え入れにあたり、ペットのケージ、食料などを準備するように促していた。