PayPayフリマ成功のカギは? 「あえて使う」メリットいかに打ち出すか注目

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いかにメリットを提示できるか

   メルカリは2013年スタートで、すでに広く知られた存在だ。一方、PayPayブランドは1年前にできたばかりで、ようやくコード決済のイメージが付いたところ。「フリマもPayPay」と定着させるために、これから「おトクさ」を打ち出したキャンペーンや、CMなどのプロモーション攻勢をかけていくのだろう。

   しかし、ここから先は「メルカリではなく、あえてPayPayフリマを使う理由」を上手く示せるかがカギとなる。すでにメルカリを使っているユーザーの「乗り換え」、フリマアプリを使ったことない層の「掘り起こし」、そのいずれにしてもPayPayフリマだから味わえるメリットを提示する必要がある。

   当面の課題は、ユーザーを確保して、取引を活発にさせること。売り手をいかに確保するかを考えると、かつて楽天が行ったように、「ヤフオク!」との融合を進めていくのも、あながちあり得ない未来ではないのかもしれない。

(J-CASTニュース編集部 城戸譲)

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