サッポロ「延長」で注目 ビールの賞味期限、過ぎたらどうなる?使い道はないの?

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   サッポロビールが、ビール系飲料の賞味期限を9か月から12か月に延長すると発表した。ビール大手では初めての取り組みで、食品ロスを削減する狙いがある。

    発表をうけツイッターでは、食品ロス問題への対応を歓迎する声が出る一方、ビールの賞味期限をこれまで気にしたことがなかった、という反応も見受けられた。もし、ビールの賞味期限が過ぎていたことに気付いた場合、どうすれば良いのだろうか。捨てる?飲んじゃっても平気?それとも......

  • ビールの賞味期限に注目が…
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現行の9か月から12か月に

    サッポロは2019年10月8日、「ビールテイスト製品」(ビールや発泡酒、第3のビール)の賞味期限を現行の9か月から12か月に延ばすと発表した。20年3月1日以降に製造する缶・びん製品(一部を除く)から順次、実施する。また、製造時期表示も「年月旬」(例:●月上旬など)から「年月」に変更する。食品ロス削減が目的。また、これまでの「様々な品質向上」の取り組みの成果をもとに再検証した結果、「これまでよりも長い賞味期限の保証が可能であることを確認」した、としている。

サッポロの発表内容が報じられると、ツイッターでは

「クオリティ的に問題ないなら、どんどんやるべきだよね」
「ビールの賞味期限って9か月だったんだ。あんまり気にしたことなかった」

といった声が出ていた。

   また、今回のニュースとは別に、ビールの賞味期限をめぐってはこれまでにも、ビールはやはり作りたてがうまいという声がある一方で、賞味期限を過ぎて数か月のビールを飲んだけどおいしかった、とする意見も寄せられている。

「賞味期限」について、あらためて確認すると、農林水産省サイト(子どもの食育ページ)では、次のような記載になっている。

「袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この『年月日』まで、『品質が変わらずおいしく食べられる期限』のこと。(略)この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。(略)」
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