「風はあるものの、13日は大丈夫な見通し」と気象庁
天気と同じく、気持ちがモヤモヤするので、気象庁に聞いてみた。すると、
「12日は関東地区で荒天が予想されますが、13日は大丈夫だと見込んでいます。風が吹くことは予想されますが、おそらく雨は大丈夫だと思います」
WRは、今後の経過を待って、日本―スコットランド戦を開催するか否かを判断する予定だという。
記者は小学3年からラグビーを始めたが、公式戦が荒天で中止になった...という記憶は、ほとんどない。菅平(長野県=標高1500メートルほど)の合宿で、何度かあったのが「霧」と「雷」による試合中止だった。
霧は「五里霧中」というほど、前が見えない。視界が5メートルもなく、どっちに向かって攻めているかも分からない。蹴ったボールが、どこに行ったかも分からず、霧の中から突然、相手が出てくるので、何をやっているのか正直、意味不明だった。
また雷だが、菅平は標高が高い割に、高い建物が少ない。となると「ゴロゴロ...」と鳴ると、ゴールポストに落ちる危険性もあるわけだ。実際、雷雨の中で試合していた高校生が、ゴールポストに落ちた雷に感電し、命を落とした...という事例を聞いたことがある。
一方で、1987年に行われた「雪の早明戦」は、伝説的な試合となった。雪の残る国立競技場(当時)で早稲田大、明治大両校のFWがスクラムを組み合った。寒風吹きすさぶ中、両校の組んだ密集からは、湯気が立ち上った。ファンはその熱戦を目の当たりにし、多くの声援を挙げた。
アジア初となる今回の日本大会。最終戦は、スコットランドにスッキリと勝って「文句なし」で、決勝トーナメントに進んでもらいたい。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)