難敵スコットランドに「炎のタックルマン」が立ち向かう 活躍期待される中村亮土、どんな選手?

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新幹線、ジャージを着た家族に声をかけると実は...

   記者も、初戦のロシア戦、2戦目のアイルランド戦と2試合を現地で観戦した。アイルランド戦は、静岡県・エコパスタジアムで開催されたため、東京・品川駅から新幹線「こだま」に乗って行った。

   自由席を探して席に着くと、日本代表ラグビージャージを着た家族が、通路を挟んだ隣に座っていた。50代と思われる男性、その娘と思われるママ、そして1~2歳ぐらいであろうお嬢ちゃん。車中、「ラグビーの応援ですか? 誰のファン?」と声をかけると、男性が、

「実は、娘のダンナが中村亮土選手なんですよ」

   男性は、中村選手の義父。娘で中村選手の妻・恭子さん、そして中村夫妻の子ども・2歳の美藍(みらん)ちゃんと、応援に向かっているところだった。

   義父さんは、

「(中村選手と)ラグビーの話? ほとんどしません。家にいるときぐらい、リラックスしてほしいからね」

   中村選手の奥さまの恭子さんは、

「何しろ、ケガだけには気を付けてほしいですね。でも、やっぱり勝ってほしい」

   娘の美藍ちゃんは、中村選手の背番号である「12」のピンバッジを付け、腕にはクマさんの人形を身に着けていた。

「パパ、頑張れ~!」

と、恭子ママの膝の上でピョンピョンとジャンプし、はしゃいでいた。

   中村選手へ――。ご家族も、日本ラグビーファンも、みんな...。あなたのハードタックルを期待しています。スコットランドは一筋縄ではいかない相手ですが、相手を裏返すハードヒットをぜひ、見せてください。

(J-CASTニュース編集部 山田大介)

※2019年10月13日、記事を一部修正
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