「フリートウィーク」を直撃
観艦式は近年3年ないし4年ごとでの開催で、前回は2015年、それ以前は3年ごとの開催。以前も天候に恵まれるとは限らず、2012年にも天候悪化により一部航空部隊の観閲が中止になっていた。
とはいえ、観艦式に先駆けて様々なイベントが行われる通称「フリートウィーク」への影響は他にも発生しており、10月9日から11日までの艦艇の満艦飾と電灯艦飾も中止となっている。
台風と艦艇といえば、日本では1935年、旧海軍の連合艦隊が台風のいる海域で演習を強行し、多数の艦艇が損傷した第四艦隊事件が歴史に残っている。台風19号の接近でこの事件を連想し、無事に観艦式が終わるよう心配するミリタリーファンもいる。
(J-CASTニュース編集部 大宮高史)