バレンティン去就がゲレーロに影響も? 外国人大砲、2人の今オフ

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   今オフは広島・会沢翼、野村祐輔、ソフトバンク・福田秀平、ロッテ・鈴木大地らフリーエージェント(FA)権を取得した選手たちの去就が注目される。

   その中でもFA戦線の目玉として動向が気になるのがヤクルトのウラディミール・バレンティンだ。

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ファンは残留熱望も

   バレンティンは2019年8月17日に出場選手登録が8年に達して国内フリーエージェント(FA)権を取得。来季から日本人選手扱いとなることも大きなプラスアルファだ。11年に来日し、ヤクルトで9年間プレー。13年はシーズン60本塁打のプロ野球記録を樹立し、セ・リーグの最優秀選手(MVP)に選ばれた。今季も打率.280、33本塁打、93打点をマークしている。守備での怠慢な動きを指摘されることもあるが、長距離砲として計算できるのは大きい。

   今季でヤクルトとの契約が切れ、来季は他球団でのプレーを視野に入れている。3日には自身のツイッターで「来年はどのチームでプレーするのを見たい?」とツイッターでファンに呼びかけた。リプライ欄には「ヤクルトに残ってほしい」と残留を熱望する声が多かったが、ロッテ、阪神ら複数球団が獲得に乗り出す可能性がある。パ・リーグの場合は指名打者で守備のマイナス面がなくなる。来日10年目の来季は、どの球団のユニフォームを身にまとうだろうか。

バレンティン移籍ならヤクルトは...

   FAではないが、もう1人去就が注目されるのが巨人のアレックス・ゲレーロだ。来日1年目の17年に中日で35本塁打を放ちタイトルを獲得。巨人に移籍以降はレギュラーの座を確保できず1、2軍を行き来して苦しんだが、今季は夏場の8月以降に11本塁打と復活の兆しを見せている。

   年俸3億円と高額なため、巨人と再契約、他球団に移籍する場合も大幅ダウンは避けられない状況だが、獲得に乗り出す球団は十分にあり得る。DeNAは左翼が本職の筒香嘉智がポスティング・システムで来季のメジャー移籍を目指すため、今季限りの退団が決定的。ヤクルトもバレンティンが退団する可能性がある。来季も日本でのプレーを熱望しているゲレーロは、短期決戦のクライマックスシリーズで自身の存在価値をアピールしたいところだ。

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