バレンティン移籍ならヤクルトは...
FAではないが、もう1人去就が注目されるのが巨人のアレックス・ゲレーロだ。来日1年目の17年に中日で35本塁打を放ちタイトルを獲得。巨人に移籍以降はレギュラーの座を確保できず1、2軍を行き来して苦しんだが、今季は夏場の8月以降に11本塁打と復活の兆しを見せている。
年俸3億円と高額なため、巨人と再契約、他球団に移籍する場合も大幅ダウンは避けられない状況だが、獲得に乗り出す球団は十分にあり得る。DeNAは左翼が本職の筒香嘉智がポスティング・システムで来季のメジャー移籍を目指すため、今季限りの退団が決定的。ヤクルトもバレンティンが退団する可能性がある。来季も日本でのプレーを熱望しているゲレーロは、短期決戦のクライマックスシリーズで自身の存在価値をアピールしたいところだ。