河村市長の座り込みに大村知事「常軌を逸してます」 「不自由展」再開めぐり互いにブチ切れ

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   愛知県で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で、一旦中止となった企画展「表現の不自由展・その後」が2019年10月8日に再開されたことに対し、名古屋市の河村たかし市長は同日、会場の愛知芸術文化センター前や県庁前で再開に抗議する座り込みを行った。

   河村市長の座り込みに、愛知県の大村秀章知事は同日17時6分、ツイッターを更新して言及。「県立美術館の敷地を占拠して、誹謗中傷のプラカードを並べて、美術館の敷地の中で叫ぶ。芸術祭のお客様の迷惑も顧みず。常軌を逸してます」と非難した。

  • 大村知事のツイートより(画像一部加工)
    大村知事のツイートより(画像一部加工)
  • 大村知事のツイートより(画像一部加工)

一部内容を変更し、再ツイート

   大村知事は、この更新前の15時48分にもツイートしており、河村市長の行動に触れている。その際は、「県立美術館の中のフロアを占拠して、誹謗中傷のプラカードを並べて、美術館の中で叫ぶ。芸術祭のお客様の迷惑も顧みず。常軌を逸してます」とツイートしていた。

   ただ、各メディアの報道によると、河村市長は愛知芸術文化センター前や愛知県庁前で座り込みをした。大村知事のこの「15時48分」ツイートはその後、見られない状態になり、17時6分にあらためて、

「まさか、こんなことをするなんて。衝撃です。制止を振り切って、県立美術館の敷地を占拠して、誹謗中傷のプラカードを並べて、美術館の敷地の中で叫ぶ。芸術祭のお客様の迷惑も顧みず。常軌を逸してます。厳重に抗議します」

と投稿した。大村知事の2ツイートを比べると、「15時48分」版で「フロアを占拠」としていた箇所が、「17時6分」版では「敷地を占拠」に変わるなどしている。

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