はるやまの「家事は妻が...」動画に批判 「配慮欠いた」と謝罪、非公開に

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   スーツ大手のはるやま商事(岡山市)が公開した動画をめぐり、「固定概念的な価値観の押し付け」「家事全般を妻がこなしていると捉えられる内容」と批判が集まっている。

   同社は配慮を欠いたと謝罪し、動画を非公開にした。

  • はるやま公式サイトより
    はるやま公式サイトより
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アイロンがけがご主人への『愛のカタチ』

   はるやま商事は、新商品のノーアイロンシャツ「i-Shirt(アイシャツ)」の宣伝のため、2019年10月1日からウェブ動画を公開した。

   8日現在、動画は非公開となっているが、視聴者によれば、仕事や家事、育児で忙しい女性が、夫のワイシャツのアイロンがけに疲弊するシーンが描かれている。前半は暗いシーンが続くが、後半で「アイシャツ」が紹介され、アイロンがけのわずらわしさが解消されるとのストーリーだ。

   一方、夫はリビングで食事をしたり寛いでいたりと、妻に協力するシーンは描かれなかった。

   アイシャツの商品ページには、「家事・洗濯・子育て... 忙しい日常の中で、これまではワイシャツにアイロンがけがご主人への『愛のカタチ』でした。これからはアイロンをかける時間を二人きりの楽しい時間へ。今までの『愛のカタチ』を振り返って、大切なパートナーに i(アイ)を届けよう!」とのメッセージが書かれている。

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