「関与できないじゃなく責任があるよ」との声も
ウーバーのサービスについて、「2回に1回とか3回に2回ぐらいは、ちゃんとスピーディーに届きますし、配達員も感じいい」「最初は配達もしっかりしてて、普通出前してくれないところも運んでくれるいいサービスだった」と評価していたという。それだけに、石野さんは、今回の対応に不満が強いようだ。
石野さんは、ウーバー側が配達員に聞き取りをして、原因報告した上で謝ったり、改善策を提案したりして、捨てられた食べ物を引き取るぐらいはできるはずだとして、その対応について「ありえない」と批判している。
今回のことについて、ツイッター上などでは、「便利さの裏にあるリスク」といった指摘もあったものの、ウーバー側への厳しい声の方が多い。「マンションに捨てていくってのはもう論外だ」「関与できないじゃなく責任があるよ」「Uber Eatsもトラブル時にちゃんと対応しないと」などと書き込まれている。
ウーバーイーツの日本法人ウーバージャパンは10月7日、J-CASTニュースの取材に対し、「プライバシーに関わるため、個別のお問い合わせについては回答を差し控えさせていただきます」と答えた。
ただ、一般論として、次のように配達員の行為には対処していると説明した。
「日本においてビジネスモデルが新しいという実情はありますが、Uberは市場とお客さまに責任を持って運営をしています。サービスのクオリティを維持するために、悪質だと客観的に判断される行為については配達パートナーへの警告など必要な措置を取っています。Uberは、すべての方に安全で快適にUber Eatsのサービスをご利用いただきたいと考えており、このような事態に対し深刻に捉えております。今後もすべてのパートナーおよびお客さまがUber Eatsのサービスを安全で快適にご利用いただけるよう、コミットしていきます」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)