前クールでは、深田恭子さんの「年齢」が話題に
同ドラマで高岡さんが演じたのは作中でも虚構の年齢の女性だったが、前クールでは、やはり、フジテレビ系で「年齢」に関する話題が盛り上がったドラマがあった。「ルパンの娘」だ。
同作では女優の深田恭子さん(36)が主演を務めたが、その深田さんが演じた主人公・三雲華は年齢の設定こそなかったものの、作中の状況から20代後半の年齢もありうる役柄だった。最大で10歳前後の年齢幅が想定される役どころだったが、深田さんは主人公を「何の違和感もなく演じきり、視聴者から絶賛の声が上がったのは記憶に新しい。
一方、「リカ」では、年齢にまつわるその絶妙な「違和感」が視聴者の注目を浴びている状況だ。「作中でその年齢に見える」ことで絶賛された深田さんと、「作中でその年齢に見えない」ことで絶賛された高岡さんだが、方向性こそ違えど、2人は共にある意味で年齢を超越した存在。そう考えると、今クールでの高岡さんのさらなる活躍ぶりが、ドラマにおける新しい年齢設定のあり方を指し示すことになるかもしれない。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)