「中国語で教えて欲しかった」
野田さんはその後、先ほどの持論ツイートを補足するような形で、
「中国語で中国語の古典を読めるようにそのまま教えてほしかった。訓読はできるから。効率主義なのかそれは」
と投稿。これにフォロワーから、「むしろ『中国語を学ばなくても中国の古典が日本語で学べる』から意味があるのではないでしょうか...」といったリプライが寄せられると、
「なるほど。ひらがなもカタカナも日本語のすべては中国語が大元になっているが故に、英語よりもまずその源となる言語を知ることはとても大事だと思うのです。ただ、その方法論がなんか自分にはしっくりこないという感じ。ただこの説明はとても理解。ありがとう」
と返信。さらに、自らのツイートとそれをめぐる一連の議論を踏まえてか、
「何が将来役立つか、何の意味があるか、この国の教育のあり方はそもそも正しいのか、疑問はきっと尽きないし学生の時僕も色んな葛藤がありました。でも『やれるだけやってみた』という経験は間違いなく価値があると思います」
などとつぶやいていた。
野田さんは進学校として知られる神奈川の桐蔭学園(中・高)出身で、慶応大学環境情報学部を中退している。