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耐衝撃性を「驚異的に」引き上げた

   カシオ計算機の「ヘビーデューティースポーツ DW-5000C」は1983年の発売で、耐衝撃腕時計「G-SHOCK(ジー・ショック)」の一号機だ。時計の駆動部分への衝撃を多段階で吸収する構造を採用し、同博物館は「時計の耐衝撃性を驚異的に引き上げ、高級機にしかできなかった過酷なアウトドアやスポーツでの使用を身近なものにした」と評価した。

   腕時計はG-SHOCKのほか、セイコーが1973年に発売した液晶デジタルクオーツ「セイコー クオーツLC V.F.A 06LC」も「世界で初めて時・分・秒の6桁表示をLEDで実現したデシタルウオッチ」として登録されたほか、シチズンが1976年に発売した太陽電池のアナログクオーツ腕時計「シチズン クオーツ クリストロン ソーラーセル」も、太陽電池式腕時計の先駆的機種として認められている。

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