あのクロマティ氏も!?
また、今シーズン限りで日ハムのコーチを退任した緒方耕一氏(51)も注目のひとり。緒方氏は現役時代、巨人一筋で引退後は巨人の1軍と2軍で外野守備・走塁コーチを歴任。巨人の現1軍外野守備・走塁コーチである鈴木尚広氏(41)の現役時に走塁技術を伝授し、走塁のスペシャリストとして知られる。
そして、もうひとりレジェンド助っ人の名も浮上している。1984年から90年まで巨人で活躍したウォーレン・クロマティ氏(66)のサプライズ入閣も。クロマティ氏は今年7月下旬に来日し、チームに「合流」した。指揮官の「外国人にアドバイスを」との願いを受け、不振のクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(28)にアドバイスを送った。日本での実績はもちろんのこと、明るい性格はムードメーカーとしても最適で、G党の期待は高い。
今シーズンは若林晃弘(26)、山本康寛(25)、増田大輝(26)、田中俊太(26)ら若手が台頭。内野のレギュラー争いを繰り広げてきたが、打撃面での課題が多く、正二塁手は誕生せず、セカンドのポジションは流動的だった。また、主砲・岡本和真内野手(23)、大城卓三捕手(26)の打力アップも課題のひとつで、バッティング技術に優れる小笠原氏、クロマティ氏の入閣の期待は高まる。2020年の原巨人の組閣はいかに。全権監督の動向に注目される。