元俳優の成宮寛貴さん(37)が2019年10月3日、自身が芸能界に復帰するとの一部メディアによるニュースをツイッターで否定した。
前日となる2日、「女性セブン」の電子版が、成宮さんがドラマ「相棒」(テレビ朝日系)のシーズン18(10月9日放送開始)で芸能界に復帰すると報道。これを受け、ネット上では成宮さんのファンからの歓喜の声がこだましたが、翌3日の7時台、成宮さんは自身のツイッターで、「ニュースにしていただいてありがたいなと思いながら、あれはフェイクニュースです」とツイート。復帰報道は事実ではないとのメッセージを発した。
「ぬか喜びした時間を返せ」の一方、「残念とか思わない!」の声も
これを受け、ネット上ではツイッター上を中心に、成宮ファンの「ちょっと、成宮くんのフェイクかよ。素直に喜んでたのに」といった嘆きの声が噴出。「私らファンがぬか喜びした時間を返せ」といった、「復帰報道」に怒りをぶつけるアカウントも続々だが、それ加え、少なからぬアカウントが今回の騒動を「喜んで」いるのだ。
あるアカウントは、
「成宮君の記事フェイクかーい 嘘はダメだけど、フェイクニュースが私にもたらしたことは 今でもイケメンで好きなことしてキラキラしてる成宮寛貴を思い出させてくれたこと」
と、報道が事実ではなかったとはいえ、それをきっかけとして成宮さんのことを思い出すことが出来て満足したとの声を上げているほか、別のアカウントも、
「でも、うれしかったよ!残念とか思わない!そうだったらいいなの塊だったし!私は成宮寛貴くんが元気でいてくれればうれしいよ!!!ありがとう!」
と、自らの願望が一瞬ながら「実現」するものであったことを喜ぶ声を上げているのだ。
かつて成宮さんが出演していたドラマの新シリーズ放送間近に降って湧いた今回の復帰騒動。振り回されたファンは多かったものの、その一方で一部のファンには満足感をもたらしたのもまた事実だったようだ。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)