文化庁の審査委員が辞意を伝えた理由 補助金不交付で「委員へ意見聴取なし」に異議

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萩生田文科相「方針を変える予定はない」

   複数の報道によると、文化庁は不交付決定に当たり、内部協議のため必要ないとして議事録を作成していなかったという。

   萩生田光一文科相は10月1日、閣議後の会見で、すでに補助金の不交付を決めており、展示が再開されたとしても「方針を変える予定はない」と述べた。

   J-CASTニュースでは、文化庁の地域文化創生本部に2日から何度も取材を申し込んだが、担当の事務局長が多忙だとして、3日昼現在までに話は聞けなかった。

   なお、ネット上では、審査委員への意見聴取がなかったことなどについて、様々な声が書き込まれている。

   「行政の行為としてちょっと信じられない」「それはもう正式な審査ではないのでは」といった声もあるが、「申請手続きの不備なら内部だけで充分」「補助金不支給は妥当な判断です」と文化庁の対応を支持する向きも多い。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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