落語家の立川志らくさん(56)が司会を務めるということで鳴り物入りで始まった、TBS系の朝の情報番組「グッとラック!」。2日目となる2019年10月1日のオープニングでは志らくさんが「朝から濃すぎる!(という声が上がっている)」と自らネタにするなど、その内容の詰め込みぶりなどが話題を呼んでいるが、その中でも特に注目を浴びているのが、志らくさんがスタジオを移動する様子だ。
移動距離は片道約150メートル
番組がスタートした9月30日。8時に放送が始まり、9時55分になると、志らくさんは共に進行役として出演している国山ハセンアナウンサー(28)と、アシスタントの若林有子アナウンサー(23)と共に、番組放送中のTBSのDスタジオを出て廊下を歩いて移動。その様子はそのまま中継され、志らくさんらは同局のFスタジオに到着し、芸能コーナーを始めた。
その理由は、Dスタジオでは10時25分放送開始の「ひるおび!」の放送のためにスタジオの転換が必要であるためだ。移動中、Fスタジオからその様子を実況した高野貴裕アナウンサー(40)は、移動時間は2分半であることや、翌日の放送からは、移動時間はCMになること、移動距離は約150メートルであることなどを説明した。Fスタジオでのコーナー出演のあと、志らくさんはまたDスタジオに戻る。
というのも、志らくさんは「グッとラック!」の直後に放送される「ひるおび!」の1部(10時25分~)にレギュラーで出演しているため、9月30日以降は連日、「グッとラック!」の放送中だけでなく、「ひるおび」に出演すべく、元来た道を戻って「ひるおび!」の放送があるDスタジオに戻ることになる。そのFスタからDスタへの移動の様子は、30日はもちろん、10月1日および2日の「ひるおび!」の冒頭でも中継された。
番組間の「名物シーン」に?
番組出演だけでも体力を消費するのは間違いない上に、約150メートルの道のりを連日往復することになった志らくさん。そのしんどさはなかなかのものであるはずであり、9月30日の「グッとラック!」の放送終了後からはツイッター上を中心に、「志らくはこのまま #ひるおび に出るんだってどーゆーブッキングだよTBS笑」といった、志らくさんを心配するツイートが続々。実際、志らくさんは9月30日の「ひるおび!」では、スタジオに到着するなり「特番じゃないんですか?」と、ややげんなりした様子で1日目の移動を振り返っていた。
また、10月2日まで、「グッとラック!」(芸能コーナー)と「ひるおび!」のスタジオを志らくさんが移動する様子が中継されていることについて、
「志らくさんキライとかじゃないけど、わざわざ番組またいで出るのに移動中のワイプとかはいらないね」
「毎日、志らく師匠のスタジオ移動の様子をワイプに出すんか?」
といった、中継はいらないとする声も噴出。しかし、その一方で、
「芸能コーナーへのスタジオ脱出と大移動、そして、ひるおびへのスタジオ移動、とても面白かったです! これが毎日見られるのかな!?」
と、移動の様子を見たいとする視聴者の声も上がっている。
様々な声が上がっている志らくさんの「大移動」。いずれは終了するのか、はたまた、「グッとラック!」と「ひるおび!」の「名物シーン」として定着するか?
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)