原因の特定と店頭商品のチェック進める
西松屋チェーン総務部の担当者は10月2日、J-CASTニュースの取材に、「当社といたしましては、この商品が構造上の欠陥のある商品とは考えていません」と話す。
商品は背もたれがない種類を含め23万台販売し、縫製の不具合の報告は今回を含め2件あった。19年4月の最初の報告では、調査したところ「ベルトを通す部分を二度縫いしないといけませんでしたが、一度しか縫われていませんでした」という。
出荷済み商品の抜き取り検査では同様の不具合は確認できなかったため、製造工程を改善したうえで販売を継続していた。
担当者によれば、今回の件では現物を回収して原因の特定を進めているという。並行して、店頭に並ぶ商品のチェックも行っている。
調査結果によっては、商品回収の可能性もあるとした。不具合があった場合、西松屋チェーンの相談窓口(0120―7-24028)まで。