昨年は106選手が戦力外通告を...
2年連続で1軍未勝利ということもあり、日ハムの動向に注目されたが、10月1日現在、日ハムが戦力外通告をしたのは5選手で、この中に斎藤は含まれていない。また、斎藤にとって「追い風」となりそうなのが栗山監督の続投だ。10月2日、日ハムは正式に栗山監督の来シーズンの続投を発表。斎藤の復活に期待する栗山監督が来シーズンも指揮を執ることで、残留の可能性が高くなってきた。
一方、巨人のベテラン岩隈久志投手(38)、中島宏之内野手(37)の2人も残留が濃厚となっている。岩隈は今シーズン、1軍での登板はなかったものの、原辰徳監督(61)の意向もあり残留の可能性が高い。一方の中島は、クライマックスシリーズ(CS)に向けて1軍に合流していることから、来シーズンの戦力として指揮官の構想に入っているようだ。
第1次戦力外通告期間は10月4日まで。昨年は第1次期間に66選手が通告を受けた。第2次期間は、CS全日程終了翌日から日本シリーズ終了翌日(日本シリーズに出場した2チームはシリーズ終了5日後まで)までとなる。昨年は計106選手が戦力外通告を受け、その多くが球界を去って行った。