AKBINGO!から羽ばたいたメンバーたち 11年の放送終えた冠番組の「意義」振り返る

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

指原さんらは「番組出演で大きく成長しました」

   まず、「AKBINGO!」の優れていた点について聞いてみた。

「AKBは本来の主戦場は劇場での公演。テレビで見るとどうしても劇場でのメンバーたちの生の素の雰囲気が消えてしまいがちですが、『AKBINGO!』は他のテレビ番組と違い、メンバーたちの素の部分がきちんと伝わってくる番組でした。この点は番組の最大のアピールポイントだったと思います」

   中でも、「素の雰囲気」がひしひしと伝わってきたのは前田敦子さんだとした上で、番組に出ることでバラエティーの能力が磨かれたメンバーは多いと指摘する。

「特に、同番組に前田敦子さんが出ると、『前田敦子がバラエティーに出ている』というレア感が良かったと思います。バラエティーを得意としない前田さんがバラエティーに出ているという『ギャップ感』が視聴者の心をくすぐったのです。また、番組からは指原莉乃さんや大家志津香さんといった『バラエティー班』が誕生しました。この2人は番組出演で大きく成長。また、伸び盛りの1期生の勢いが増す中、方向性を失いかけた峯岸みなみさんをバラエティー方面にうまく誘導したと思います」

   また、忘れてはいけないのが柏木由紀さんだ。

「柏木由紀さんが『リアクション女王』の地位を確固たるものしたのは、やはり、『AKBINGO!』です。リアクションが大きい柏木さんが『バカをやる姿』は非常にインパクトが強かった。柏木さんもこの番組でバラエティー力を磨いたのです」

   併せて、

「司会者の中では、村本大輔さんの『一見強すぎるようで実は優しいイジり』が絶妙だったと思います。終わってしまったとはいえ、AKBにとっては間違いなく財産となった番組でした」

   と、番組が11年続いたことの意義を強調した。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

1 2
姉妹サイト