5か月前の「令和改元」と似ている?
ネットもテレビも大騒ぎする消費増税だが、この構図をどこかで見たような記憶がある。そうだ、改元だ。19年4月30日から5月1日にかけて、平成から「令和」へと変わる際には、テレビ各局がその瞬間までカウントダウン。生前退位とあって、昭和から平成にかけてとは異なる、異例の祝賀ムードに包まれた。ツイッターには「ハロー令和」「平成最後の~」「令和最初の~」といったフレーズがあふれ、まるで新年を迎えたかのような盛り上がりを見せた。
既視感を覚えるのは筆者だけではないようだ。ツイッターには、
「今年は改元といい増税といい、しょっちゅう年が明けるなあ」
「改元で年末っぽくて増税で年末っぽくて1年が3年分ある感じだ」
「2019年は正月と改元と増税で実質3回年越しがあったようなもの」
といった反応が出ている。
改元が発表された時には、ゴールデンボンバーらが「令和」と題した楽曲を出して、大きな注目を浴びた。今回も10月1日になった瞬間に、元SMAPの香取慎吾さんが、ソロの楽曲「10%」を配信して話題になっている。消費者の負担が増えるため、増税は歓迎されにくい印象があるが、少なくとも今回については前向きな感想が多く出ているようだ。
(J-CASTニュース編集部 城戸譲)