「竜虎同盟」に憤激?→むしろ... CS逃したカープ、鯉党の本音は

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新生カープへの「良いきっかけ」に

   ネット上では、「広島がCS進出を決めても手放しで喜べない」との鯉党の意見も。その理由のひとつとして、サビエル・バティスタ外野手(27)のドーピング問題がある。この問題に関しては禁止薬物の摂取経緯や理由など詳細が明らかになっていないところが多く、球団に対して不信感を募らせる鯉党も。さらに現段階でバティスタの去就についても球団の意向が不透明で、これも不信感につながっている。

   もうひとつが首脳陣への不満だ。シーズン中はたびたび緒方監督の采配が鯉党の批判の的となった。実際、9月27日の中日とのレギュラーシーズン最終戦で勝利すれば自力でCS進出を決めることが出来た。エースのクリス・ジョンソン投手(34)を擁して臨んだ一戦も、打線の援護がなく1-4で敗戦。CS進出を逃したのは指揮官の采配及びコーチ陣にその要因があったとする見方もある。

   ネット上では、広島の現体制の一新を望む声は依然として多くみられ、CS進出を逃したことが「良いきっかけ」になったとの意見も。広島は今オフ、会沢翼捕手(31)、野村祐輔投手(30)ら主力がフリーエージェント(FA)による流出の可能性があり、この危機感からも「新生カープ」を望む声は強い。監督就任5年目にして2度目のBクラスが確定。鯉党の声はフロントに届くのか。指揮官の去就に注目される。

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