「これまじでリアル。ちょっと怖いくらい」「動物飼えないマンション、アパート住まいの人に朗報」――。グーグルのAR(拡張現実)検索機能が、SNS上で盛り上がっている。
動物の名前をスマートフォンで検索すると、現実にその動物が表示され、写真を撮るなどして楽しめる。
鳴き声も聞ける
米グーグルが19年5月の開発者向けイベントで発表した、動物をAR表示する機能が9月下旬までに、日本語にも対応した。ARに対応するジャンルは今後増えるとみられる。
ARに対応したスマートフォンで、イヌ、ネコ、ライオン、パンダなど動物の名前(ポメラニアンなど一部の動物は品種にも対応)をグーグルで検索すると、検索結果にその動物のオブジェクトが現れる。
オブジェクトの横に表示される「3D表示」→「周囲のスペースに表示する」のボタンを押してカメラを周囲に向けると、等身大の動物が"出現"。例えばネコなら、愛らしい仕草や表情をみせ、鳴き声も聞ける。
ツイッターでは利用者から「再現度が高い」と好評で、さまざまな動物の写真がタイムラインをにぎわせている。
ARをめぐっては、グーグルマップでの案内やアマゾンで販売する家具・家電の試し置きでも活用されるなど広がりを見せている。