コミュニケーションには「相手の思いを汲み取る」ことが必要
「敬語を使わなくていいよ」という申し出は、人によっては戸惑いやプレッシャーに感じる場合も「あるでしょう」という福田氏。ただ、「コミュニケーションは自分1人でするものではなく、必ず相手がいます。となると相手の思いを汲み取ることがコミュニケーションには必要です」として、申し出の意図に関してこう見解を述べる。
「『敬語を使わなくていいよ』というのは、こちらのことを思って言ってくれる言葉です。自分の今のレベルでいいので敬語を使わずに話してみて、苦手であれば『うまく話せなくて申し訳ないんだけど』と断りを入れればいいと思います。そうやって一生懸命話そうとしている人のほうが関係を築きやすいでしょう」
そのうえで福田氏は「せっかくこれからいろいろな友達ができる可能性があるのに、それを閉ざしてしまいかねません。『敬語が楽』という方々も、違うコミュニケーションの方法を持ってみるのもいいのではないでしょうか」と話している。
(J-CASTニュース編集部 青木正典)