リニューアルに傷心の「おっさんずラブ」ファン、「ハガキ作戦」に望みつなぐ

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   人気ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)の新作の内容が2019年9月27日に明らかになり、キャストや内容が一新されて「おっさんずラブ-in the sky」として11月2日から放送が始まることが決まった。

   リニューアルには戸惑う視聴者も少なくなく、旧作同様のキャストと配役での続編制作を望んで、制作局などに熱烈なメッセージを送るファンも現れている。

  • 「おっさんずラブ」天空不動産編がまた観たいというファンの声は根強い(シーズン1公式サイトより)
    「おっさんずラブ」天空不動産編がまた観たいというファンの声は根強い(シーズン1公式サイトより)
  • 「おっさんずラブ」天空不動産編がまた観たいというファンの声は根強い(シーズン1公式サイトより)

舞台は航空業界へ、牧凌太は不在

「おっさんずラブ」は、18年4月から6月に放送の連続ドラマ版シーズン1と、19年8月公開の劇場版では不動産会社の「天空不動産」が舞台で、春田創一(演:田中圭さん)、牧凌太(演:林遣都さん)、黒澤武蔵(演:吉田鋼太郎さん)の3人の恋愛関係を軸にドラマが展開された。

   しかし「おっさんずラブ-in the sky」では春田創一と黒澤武蔵以外のキャストは一新され、舞台は航空業界に変わった。ドラマの舞台が大幅に変わり、しかも主人公の1人の牧凌太が登場しないことで、「天空不動産編」ともいうべきシーズン1に愛着あるファンからは驚きや悲しみの声が飛び交っている。そして、天空不動産編の続編制作を求めるファンは、放送局にメッセージを送ろうとしている。

「火村英生」の先例にならって?

   新作「おっさんずラブ-in the sky」の内容が明らかになった9月27日には早くも「テレ朝にハガキを送る」というファンのツイートが相次いだ。「春田と牧のスピンオフをもう一度」「天空不動産編希望」「来年でも再来年でも何年でも、単発でも、天空不動産メンバーが戻ってきてくれることを信じて待ちます」などの熱烈なメッセージをテレビ朝日にハガキで送るファンが現れた。

   続編希望をハガキで伝えようとするのは、「ハガキの方が効果的」だと推測するツイートが拡散されているためだ。実例として、16年放送のドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」(日本テレビ系)の例が共有されていた。16年の放送終了から3年を経た後新作「臨床犯罪学者 火村英生の推理2019」が19年9月29日に放送されることが決まっているが、続編希望のハガキが合計1万通以上も寄せられたことが番組サイトで紹介されていた。続編の制作決定に、ハガキによる熱いメッセージも多少なりとも影響したと受け止める向きもある。

   これを参考に、団結してハガキでメッセージを送り続ければ、天空不動産が舞台の新作がかなうかもしれない、と期待するファンは少なくないようだ。

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