「1億円プレイヤー」セで何人誕生するか 岡本・会沢・ソトほぼ当確、でも中日・ヤクルトナインは...

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   2019年のセ・リーグは原巨人が5年ぶりのリーグ優勝を果たした。

   エース菅野智之投手(29)が終盤に入って不振に陥ったものの、2枚看板の山口俊投手(32)が15勝をマークしており、最多勝のタイトルをつかみかけている。打線ではチームリーダー坂本勇人内野手(30)が9月26日時点でキャリアハイの39本塁打を記録。坂本に至っては来季年俸が6億円を超えることが見込まれるが、セ・リーグでは今オフ、何人の新たな1億円プレイヤーが誕生するのだろうか。

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FA権取得の会沢は複数年大型契約も

   年俸6億5000万円(金額は推定)の菅野を筆頭に15人もの1億円プレイヤーが在籍するとみられる巨人だが、今オフ新たなに1億円プレイヤーの仲間入りをしそうなのが若き主砲・岡本和真内野手(23)だ。昨季の3割30本100打点には及ばないものの、今季はここまで31本塁打92打点の結果を残している。昨オフの6800万円アップとまではいかないまでも、今季の8000万円からの1億円超えが見込まれる。

   広島の会沢翼捕手(31)もまた初の1億円超えになりそうだ。会沢はシーズン中に国内フリーエージェント(FA)権を取得しており、権利を行使するかどうかは明言していない。引き留めたい球団は、年俸1億円超の複数年契約を用意するとみられ、会沢の獲得に動く球団も複数年の大型契約が想定される。いずれにせよ、今季の年俸9200万円(金額は推定)を超えることはほぼ確実の状況にある。

   同時に2人の1億円プレイヤーが誕生しそうなのがDeNAだ。本塁打、打点の2冠王が現実的となったネフタリ・ソト外野手(30)と、リーグ最多登板のエドウィン・エスコバー投手(27)が1億円に「王手」をかけている。個人タイトルだけでなく、チームの2位CS進出に大きく貢献。ともに今季の年俸は9500万円(金額は推定)で1億円超えはほぼ確実か。

DeNAは2人同時に1億円プレイヤー誕生か

   阪神の新セットアッパー、ピアース・ジョンソン投手(28)も1億円超えが見えている。今季はここまで56試合に登板し、リーグ2位の39ホールドをマークしている。阪神の勝利の方程式として欠かせない存在。ただジョンソンに関しては、昨年までMLBで活躍し、阪神との契約が単年であることから、MLB移籍の可能性もあり予断を許さない。

   一方、今オフに新たな1億円プレイヤーが誕生しそうにないのが中日とヤクルトだ。7年連続のBクラスが確定している中日は、今季の成績をみると高額年俸選手の大幅アップが見込まれず、可能性を残すのがジョエリー・ロドリゲス投手(27)くらいだ。今季、年俸6000万円(金額は推定)のロドリゲスはリーグトップの40ホールドをマーク。昨オフは年俸3000万円から6000万円に倍増した実績を持つだけに、ホールドのタイトルを獲得すれば...。

   今季リーグ最下位のヤクルトで年俸の大幅アップが見込めそうなのはプロ2年目の村上宗隆内野手(19)。高卒2年目の今季は36本塁打96打点を記録し、来季年俸は800万円(金額は推定)から2倍から3倍近くの年俸アップが見込まれる。いずれにしてもヤクルトナインはチームの成績が反映され、厳しいオフを迎えることになりそうだ。

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