DeNAは2人同時に1億円プレイヤー誕生か
阪神の新セットアッパー、ピアース・ジョンソン投手(28)も1億円超えが見えている。今季はここまで56試合に登板し、リーグ2位の39ホールドをマークしている。阪神の勝利の方程式として欠かせない存在。ただジョンソンに関しては、昨年までMLBで活躍し、阪神との契約が単年であることから、MLB移籍の可能性もあり予断を許さない。
一方、今オフに新たな1億円プレイヤーが誕生しそうにないのが中日とヤクルトだ。7年連続のBクラスが確定している中日は、今季の成績をみると高額年俸選手の大幅アップが見込まれず、可能性を残すのがジョエリー・ロドリゲス投手(27)くらいだ。今季、年俸6000万円(金額は推定)のロドリゲスはリーグトップの40ホールドをマーク。昨オフは年俸3000万円から6000万円に倍増した実績を持つだけに、ホールドのタイトルを獲得すれば...。
今季リーグ最下位のヤクルトで年俸の大幅アップが見込めそうなのはプロ2年目の村上宗隆内野手(19)。高卒2年目の今季は36本塁打96打点を記録し、来季年俸は800万円(金額は推定)から2倍から3倍近くの年俸アップが見込まれる。いずれにしてもヤクルトナインはチームの成績が反映され、厳しいオフを迎えることになりそうだ。