ラミレス監督は続投濃厚も緒方監督の去就は...
セ・リーグは、5年ぶりのリーグ優勝を果たした巨人・原辰徳監督(61)、阪神・矢野燿大監督(50)、中日・与田剛監督(53)は続投が「確定」。リーグ最下位のヤクルトは、小川淳司監督(62)が退任し、高津臣吾2軍監督(50)が1軍監督に昇格。高津新監督はすでに組閣に着手している模様で、早くも来季のコーチ陣の名がメディアに浮上している。
去就が確定していないセ・リーグの広島、DeNAの2チームで、プロ野球ファンの注目を集めるのが広島・緒方孝市監督(50)だ。DeNAのアレックス・ラミレス監督(44)は、球団の明言こそないが、2位でのCS進出は高く評価されており、監督4年で3度目のAクラス入りということもあり、南場智子オーナー(57)が観戦を予定している今シーズン最終戦となる28日の阪神戦後にも続投を要請するとみられる。
リーグ4連覇を逃した広島は27日の中日戦が最終戦となり、勝てばCS進出が決まる。今シーズンは、開幕から5カード連続で負け越すなどブレーキがかかり、一時は最下位に沈んだ。監督5年目となる緒方監督の進退に関しては、7月中旬に松田元オーナー(68)が続投を願うコメントをしたが、現時点で去就は白紙のまま。自身の進退について口を閉ざしてきた指揮官だが、27日の最終戦をもって進退に触れる可能性もあり、CSをかけた一戦に注目が集まる。