お笑いコンビ「Aマッソ」の漫才で、テニスの大坂なおみ選手を扱ったネタが「差別的ではないか」と批判を集めた問題で、Aマッソの所属事務所のワタナベエンターテイメントから大坂選手の所属事務所IMGに2019年9月25日までに、謝罪があったことがわかった。
前日に事務所は「ダイバーシティ、配慮欠く」と発表
同日、IMGの担当者が、J-CASTニュースの取材に明らかにした。担当者は、「謝罪の詳細に関してはお答えできません」としている。
ワタナベエンターテイメントは24日、Aマッソがライブ中に、「特定の方のお名前を挙げて、ダイバーシティについて配慮を欠く発言を行った」として、ウェブサイト上で謝罪。
同社の発表文では、「特定の方」について具体的な言及はなかったが、ライブがあった22日以降、ツイッター上では、Aマッソが漫才の中で大坂選手に対し、「差別的な発言をした」という趣旨の指摘が相次いでいた。ウェブメディア「BuzzFeed」の報道によると、「大坂なおみに必要なものは?」「漂白剤」などの発言があったという。
(J-CASTニュース編集部 田中美知生)