春名風花、上野千鶴子氏のハイヒール「野蛮」論に異議 「貶す必要ない」「どちらも他人の権利の侵害だと思う」

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「あたたかく見守っていてもらえたら嬉しいな」

   また、

「『女性らしさや女の子らしさ』を他人から強要されるのも、『女性らしいと言われるハイヒールや、女の子らしいと言われるピンクが好きなこと』を他人から否定されるのも、どちらも他人の権利の侵害だと思うのよ」

とハイヒールに関して持論を展開。さらに、

「抑圧から解放されようとするときに、元からそういうスタイルの人まで抑圧の象徴として憎んでしまうことってあるよね。女の子の清純のアイコンとして黒髪ロングヘアを持て囃す男性が多いと、好きで黒髪ロングにしている女子までが『黒髪ロングヘアの女は男に媚びてる』って悪く言われちゃうみたいに」
「僕は女の子に生まれて良かったと思ってるし、女の子を抑圧から解放してくれた昔の人たちにも感謝してる。だってそのおかげで女の子はスニーカーもハイヒールも履けるし、パンツもスカートも履けるもん。だからその自由を目いっぱい楽しんでいる若い世代を、あたたかく見守っていてもらえたら嬉しいな」

とハイヒールを履く自由についてつづった。

   「昔はある程度の場になれば強制だった」として歴史を知ってほしいとのリプライが寄せられると、春名さんは「『見よ、飛行機の高く飛べるを』(主人公のひとり杉坂初江は女性参政権をつくった市川房枝さんがモデル)に出たとき勉強したので、歴史は存じております」とした上で、

「しかし職場のヒール強制を批判するために、その靴を美しいと感じて履いている女性達のことまで『野蛮』等と貶す必要は、どこにもないと思います」

と再度「野蛮」の指摘に異議を唱えた。

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