無関係のキャンプ場に「女の子を早く捜せ!」 勘違い電話が一日数十件、説明しても中には...

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   小学1年の女児(7)が行方不明になっている山梨県道志村で、無関係のキャンプ場に問い合わせの電話が相次ぐ騒ぎになっている。

   中には、キレながら電話するケースもあるといい、キャンプ場は困惑している様子だ。

  • 無関係のキャンプ場が困惑
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テレビなどのニュースを見て、勘違いして電話か

「現在発生している女児行方不明の件で、当キャンプ場の電話に多数、問い合わせがきていますが、違うキャンプ場です」

   「道志の森キャンプ場」は2019年9月24日、ツイッターでこう訴えた。クレームもあって困っているとしながらも、「必死の捜索が続いています。無事に見つかる事を祈っています」と女児の安否を気遣った。

   実際、女児が行方不明になったのは、同じ道志村でもまったく違う「椿荘オートキャンプ場」だ。テレビなどで、「道志村のキャンプ場」と報じられることもあることから、勘違いして問い合わせてくるらしい。

   道志の森キャンプ場の訴えは、反響を呼び、9000件以上もリツイートされている。

   そもそも「他人が何を問い合わせるんだ」といった疑問が上がり、「無事を祈るにも電話したら邪魔でしかないでしょ」「キレる意味もわからない」などと書き込まれていた。

   道志の森キャンプ場の運営担当者は25日、女児が4日前に行方不明になってから、1日で数十件の電話がかかってくるとJ-CASTニュースの取材に答えた。

「大丈夫ですか?」といった電話が大半というが...

   その内容は様々で、女児の安否などを心配して「大丈夫ですか?」といった電話が大半を占めるという。「営業していますか?」との問い合わせもあった。

   しかし、女児がいなくなったことへのキャンプ場の責任を一方的に問う電話もあるといい、最初からキレた様子で「女の子を早く捜せ!」「何をやってるんだ」と難癖を付けるケースもあるという。

「『こちらはそのキャンプ場ではないです』と丁寧に説明するようにはしています。とはいえ、長い電話もあって、お客さまの問い合わせにも迷惑がかかると考え、ツイートすることにしました」

   その効果もあってか、9月25日になって電話は減ったそうだ。女児不明の影響がこれから出るかもしれないものの、キャンプ場の利用状況は普段と変わらないとしている。

   なお、不明の女児は、25日に自衛隊も加わって捜索が続いているが、正午現在で発見されたという報道はないようだ。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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