目の前が「被災地」だと、半日間気づかなかった ある千葉県民が見た台風15号

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フードコートにはもの凄い数の人が

   9月9日朝、在宅勤務のため出勤をする必要が無い筆者は、総武線津田沼駅で発生した大行列を、半ば呆れながら眺めておりました。千葉県には風雨に弱い路線が複数存在しており、台風の後は不通となることが多く、これは予想の範囲内だと考えていたのです。

   この時の筆者は、まだ今回の台風がいつものように通り過ぎただけで、明日には電車も復旧するだろうとのんびりかまえていました。

「運転再開の見込み立たず」と伝えるJRの掲示(筆者撮影)
「運転再開の見込み立たず」と伝えるJRの掲示(筆者撮影)

   自分の甘さを認識したのは、Twitterで流れてきたスーパーの看板がへし折れている画像を見てからでした。公園や道端の木々もかなり倒れていると知り見に行ったところ、根っこから掘り返されるようにして倒れている木や真っ二つになっている木を見つけたので写真に収めています。

折れて地面に倒れる樹木(筆者撮影)
折れて地面に倒れる樹木(筆者撮影)

   これは少しまずいのではないかと思い、大型商業施設に向かい食料を調達しようとしたところ、フードコートに物凄い数の人がいることに気づきました。これは後で知りましたが、停電した地域から涼をとりに避難していた方々でした。

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