G阿部の引退で俄然注目の広島・会沢 正捕手不在の巨人に必要なのは...

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楽天が獲得調査の報道も...

   ここで俄然注目されるのが広島・会沢翼捕手(31)だ。会沢は今年5月に国内FA権を取得。打てる捕手として各球団の評価は高く、会沢は現時点でFAに関して沈黙を保つが、権利を行使すれば争奪戦になることは必至の状況で、一部スポーツ紙では楽天が獲得調査に乗り出しているとの報道も。複数の捕手制をとり、阿部が抜ける巨人にとっても魅力的な選手であることに変わりはない。

   会沢は今シーズン、ここまで打率.277、12本塁打をマークしている。63打点の得点力も大きな魅力だが、それ以上に広島のリーグ3連覇を支えた「頭脳」は、同リーグならばなおさら獲得したい人材となる。昨オフは千葉出身の丸佳浩外野手(30)が、東京に本拠を置く巨人に移籍。会沢もまた関東の茨城県出身だけに、引き留めにかかる広島と会沢の動向が大いに注目される。

   5年ぶりのリーグ優勝を決めた巨人だが、常勝軍団に求められるのは連覇。来シーズンはチームの核となるピースが欠けることになり、阿部の穴を埋めるべく補強は必須となる。クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズを控え、シーズンは現在進行形だが、これと同時進行で来シーズンに向けた動きが出てきそうな気配が漂ってきた。

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