張本氏、巨人V奪回に「一番の補強は原監督」 パは西武Vなら「辻監督の大あっぱれ」

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   野球評論家の張本勲氏(79)が、2019年9月22日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)に生出演し、5年ぶりのリーグ優勝を果たした巨人について言及した。優勝マジックを「2」としていた巨人は2019年9月21日、2位DeNAと横浜スタジアムで対戦し、延長10回3-2で勝利。監督復帰1年目の原辰徳監督(61)が、令和初のリーグ優勝へ導いた。

   リーグ優勝を決めた瞬間、ベンチから飛び出した原監督の目には涙が光った。巨人OBでもある張本氏は「他球団には悪いけど、久しぶりに明るいニュースですよ」と満面に笑みを浮かべながら指揮官の涙に言及。「泣いたのは久しぶりだね、監督が。いつもはニコニコ笑うじゃないですか。よほどうれしかったんでしょう」とコメントした。

   原監督はペナント奪回に向けて昨オフ、FAで広島から丸佳浩外野手(30)、西武から炭谷銀仁朗捕手(32)を獲得するなど大型補強を敢行。これを踏まえた上で張本氏は「巨人の一番の補強は原監督ですよ。丸とか他の選手じゃない。いい人を監督にしてくれました。理にかなっているからね、采配が」と手放しで絶賛し、「眼力。選手を見る力量、しっかり見分けるのが立派。性格まで見抜けるもん」と手腕を称えた。

  • 張本勲氏
    張本勲氏
  • 張本勲氏

菊池、浅村ら主力流出でも優勝争いにあっぱれ

   また、張本氏は混戦模様のパ・リーグの優勝争いにも言及。パ・リーグは現在、首位・西武が4試合を残して優勝マジックを「3」とし、2位ソフトバンクが2ゲーム差で追う展開となっている。

   張本氏は「西武が行くかわからんね。あと4ゲームだから」と優勝の行方を予想し、「西武が勝ったら大あっぱれだね。主力の浅村、エースの菊池雄星がいないのに、辻監督の大あっぱれだと思うね」と、昨オフに主力が抜けたにもかかわらず、優勝争いを展開している西武・辻発彦監督(60)の手腕を高く評価した。

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