米アップルのiPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Maxが2019年9月20日、発売された。
過去の発売時は、販売店に徹夜組が列をなし、大きくニュースに取り上げられるなど「iPhone現象」ともいえるほど大きな話題になった。ただ近年はスマートフォン(スマホ)の普及も進み、「騒ぎ」が一段落した感がなくもない。果たして今回は――。
都内の家電量販店の在庫状況は...
「購入の行列ができている...。後日また来よう」(東京・丸の内)
「iPhone11買うのに並んでいる」(大阪・心斎橋)
「予約なしで15分で買えた」(東京・渋谷)
ツイッターを見ると、こんな投稿が見られる。販売店で長時間待った人、行列を作った人、一方ですんなり買えた人と、さまざまだ。行列の様子を写した画像もアップされている。見る限り、「iPhone人気」はまだまだ健在といえそうだ。
過去のiPhone機種では、アップルが発売開始から3日間の売り上げを公表するのが通例だった。例えば2014年9月19日に発売された「iPhone6」「iPhone6Plus」は3日間で2モデル合計1000万台以上を全世界で売り上げたことを発表している。ただ、近年は発表は行なわれていない。今回発売のiPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Maxの売れ行きが気になるところだ。
ひとつの目安として、家電量販店の在庫に注目した。例えば1年前の2018年9月21日に発売された「iPhone XS Max」と「iPhone XS」について、同日付の「BCN+R」が報じている。ヨドバシカメラ各店の当時の在庫状況は、機種やキャリアによって異なるものの「在庫あり」が比較的多かったようだ。
J-CASTニュースがiPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Maxについて、東京・秋葉原にある家電量販店「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」の公式サイトで入荷状況を見ると、9月21日17時30分時点で「ブラック」、「ホワイト」、「レッド」の3カラーが、全3キャリア(au、ソフトバンク、docomo)、全容量(64、128、256GB)で「在庫あり」となっている。
また、「Pro」ではシルバーの「在庫あり」の表示が目立つ。一方で、「Pro Max」では在庫があるのが「シルバー」と「ゴールド」の一部キャリア、一部容量だけになっている。