女優の深田恭子さん(36)が主演する「ルパンの娘」(フジテレビ系)の第10回が、2019年9月19日に放送された。
同ドラマは小説家の横関大さん作の同名小説が原作。代々泥棒を家業とする一家の娘と、代々警察官を務める一家の息子との恋愛を描いたコメディードラマだ。第10回では、深田さん演じる主人公・三雲華の恋人・桜庭和馬(瀬戸康史さん=31)が、代々警察官の一族で自身も警察官の橋元エミリ(岸井ゆきのさん=27)と結婚式を挙げている最中に華が乱入。和馬と共に式場を脱出する姿が反響を呼んだが、一部の視聴者が注目したのは当該放送回の脇役たちだった。
「高岩さんまで出演とか何事?!」
同ドラマは他のドラマと違い、スタッフロールが番組冒頭に表示されるが、この日の放送ではその中に、レギュラー出演者の名前に加え、俳優の浜田晃さん(77)、高岩成二さん(50)の名前があった。「ルパンの娘」のレギュラー出演者には瀬戸さんと藤岡弘、さん(73)が名を連ねている。
この4人の共通点は、「仮面ライダーシリーズ」の出演者だということだ。
藤岡さんはご存じの通り、「仮面ライダー」シリーズの初代・本郷猛であり、瀬戸さんは2008年放送の「仮面ライダーキバ」の主人公・紅渡を演じた。これに加え、浜田さんは2017年放送の「仮面ライダービルド」に登場する難波重三郎役などでライダーシリーズに出演。また、高岩さんは多くの作品でスーツアクターを務めたことで知られ、「ミスター平成ライダー」の異名を持つ。
1号、キバ、平成ライダー主役スーツアクター、難波会長...
番組終盤。瀬戸さん演じる和馬が結婚の報告をすべく、エミリと共にエミリの祖父で元警視総監の巻英輔の元を訪れるシーンで浜田さんが登場。2人から結婚の報告を受けた英輔は満足そうな笑顔を浮かべつつ、和馬から捜査の最新動向を聞き出した。また、ラスト直前には英輔が私的に雇ったとみられる警備担当者役で高岩さんが出演。黒のスーツに身を包み、今のところ不審者は見当たらないとする内容を英輔に報告した。
これまでも過去作品のパロディーを果敢に盛り込んできた「ルパンの娘」。当該シーンを見た視聴者からは、「ルパンの娘、やっぱりあの電話受けてるボディーガードが高岩さんだった 巻英輔、難波会長だったのか...どこまでライダー繋がり...」といった声が続々。「1号、キバ、平成ライダー主役スーツアクター、難波会長と、ライダー尽くしなのが嬉しい」と喜ぶ声も上がった。
なお、「ルパンの娘」に主人公・華の母親役で出演している小沢真珠さん(42)も、2001年公開の「劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4」に出演している。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)