「胎内記憶」への助成金が物議 母親の「たましいの成長」など訴え、現職国会議員もPR

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自民・逢沢議員「私も参加します」

   「『胎内記憶×人間関係の人生』〜親を幸せにするために生まれてきた子供たちからのメッセージ」と題した池川氏らの講演会が9月下旬、岡山市で開かれる。主催は岡山市の民間団体だ。

   このイベントが、岡山市が事務局を務める持続可能な開発のための教育(ESD)の推進を目的とした「岡山ESDプロジェクト」の支援対象となっているのである。プロジェクトでは、ESD関連の事業に助成金を交付している。

   イベントの主催団体には4万2000円が支払われており、事業欄には「生まれてきた意味を胎内記憶で知り、自分らしく幸せに生き、互いを尊重し調和する健全な心が育まれる人間関係で世界平和の実現を」とある。

   地元選出の自民党の逢沢一郎衆院議員も2019年9月16日、講演会をツイッターで紹介し、「ぜひお出かけ下さい。私も参加します」と呼びかけた。これをきっかけに、SNSでは市の助成事業としての妥当性に疑問を呈する声が出ることとなった。

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