「緊張感というよりもピリピリしたムードに...」
優勝マジックが「4」のまま減らず、指揮官に焦りがあるのだろうか。現場を取材するメディア関係者は「最近の原監督に余裕が感じられません」と前置きした上で次のように続けた。
「コーチ陣は原監督の顔色を窺っているようですし、ナインの士気に影響しかねません。メディアを通してコーチ陣の反省を促す方法は原監督ならではかもしれませんが、名指しでコーチに苦言を呈するのはどうかと思います。ベンチのムードを見る限り逆効果のような感じがします。優勝が迫っていますしベンチに緊張感があるのは当然ですが、緊張感というよりもピリピリしたムードに見えます」
今季はあと8試合を残して優勝マジックが「4」。最短Vは20日で変わらず。19日の試合はC.C.メルセデス(25)が9月3日の中日戦以来の先発マウンドに上がる。3日の試合では3回途中7安打2失点で降板しているだけに一抹の不安を残す。5年ぶりのV奪回を目前にして原巨人に暗雲が垂れ込めてきた。