「星」をなくすと「キャップ」マイナス!?
では、出場回数を重ねていくと、どうなるのか? 41歳で現役LO(ロック)として活躍する大野均選手によると、
「(代表戦に)5回出たことに、星形のワッペンがもらえます。キャップに縫い付ける人もいれば、キャップと同じ箱の中に入れている人もいますね」
ちなみに大野選手は、日本代表最多の「98」キャップ。割り算すると、19個の星がつくことになる。では、箱に入れたワッペンを無くした場合、キャップはマイナス5?
「そうなるのかな...?」
また菊谷さんは、
「僕は引っ越しが多くて、キャップが届いたのが数年後でしたね」
ラグビーには基本的に個人の表彰はないため,選手にとってはキャップが最高の栄誉となる。物にこだわらず、自身で積み重ねて来たものこそが「最高のキャップ」ということなのだろう。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)