女優の上野樹里さん(33)が主演する月9ドラマ「監察医 朝顔」(フジテレビ系)の第10回が、2019年9月16日に放送された。
同ドラマは「週刊漫画サンデー」連載の同名漫画が原作。上野さんが演じる法医学者・万木朝顔が、物言わぬ証人である遺体から事件を解明する。第10回では、朝顔の幼馴染・浅井三郎(きづきさん=28)の妻・結衣(松長ゆり子さん=33)の死の原因を解明すべくダミー人形の落下実験が行われたが、事故、もしくは他殺の双方の仮説が否定されるなど、謎が深まる様子が描かれたが、その一方で、一部の視聴者の間では、ちょっとした「パニック」が起きていた。
女子バレーW杯の影響で55分遅れ
16日はフジテレビ系では、「FIVBワールドカップ女子大会」が19時からスタート。放送時間は予定では21時までだったが、試合時間が伸びたために放送時間が延長されていた。結果、「朝顔」は55分遅れでスタート。このためか、日付が変わる17日0時前後から、ネット上ではツイッター上を中心に、「ちょっとぉー!バレーのせいで朝顔ちゃんが7分しか撮れてへんやないかーい」といった嘆きが続出。朝になってからも、「え?ちょっと待って...昨夜の朝顔がバレーに変わってるんですけど...」といった声が相次いだ。
近年は多くの録画端末に、放送時間の変更に対応する「番組追跡録画」といった機能が付随している。一昔前のように予約録画に失敗する機会は減ったが、それでも、設定によっては作動しないことも。そのため、最近でもスポーツ中継などの延長の際には予約した番組が録画できてなくて驚くという視聴者が、その都度散見される。
昨2018年10月30日には、女優の有村架純さん(26)主演の「中学聖日記」(TBS系)が、プロ野球の日本シリーズ第3戦の放送が延長されたため40分遅れでスタート。このため、やはり、予約録画に失敗する視聴者が続出する結果となっていた。
なお「朝顔」は、2019年8月26日にも「世界柔道」の放送が延長されたため第7回が45分遅れで放送された。この時は録画に失敗したとの声は、今回に比べれば比較的少なかったが、またもスポーツに振り回される形となった。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)