過去にも似た手口、相談窓口に電話を
千葉県では、災害に便乗した悪質商法が多数発生するとして、注意を呼びかけている。不審電話や訪問、勧誘で困った際は、近くの消費者生活相談窓口(局番なし「188」(消費者ホットライン、10時から16時)、もしくは、千葉県消費者センターの相談専用電話047-434-0999(日祝休と年末年始を除き、月曜から金曜の9時から16時30分、土曜日は9時から16時まで)。
なお、国民生活センターのウェブサイトには、過去の災害発生時に寄せられた相談事例が載っている。工事や建築では「屋根の無料点検後、このまま放置すると雨漏りすると言われ高額な契約をさえられた」例や、寄付金や義援金では「市役所の者だと名乗る人が自宅に来訪し義援金を求められた」例があるという。消費者への助言として、「契約後でも、クーリング・オフができる場合」や、「公的機関が、電話等で義援金を求めることはない」などとしている。
(J-CASTニュース編集部 田中美知生)