千葉県内、台風15号便乗の不審電話相次ぐ 自治体が「詐欺の可能性」と注意呼びかけ

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   台風15号の影響で甚大な被害を受けた千葉県内で、自治体の職員をかたった不審電話や、屋根を無料で修理するなどと説明する事業者の事例が相次いでいる。

   自治体では、詐欺の可能性があるとして、注意を呼びかけている。

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市役所職員名乗り、「義援金取りに行く」「屋根の点検に」

   佐倉市が運用する、市防災情報の公式ツイッターアカウントは2019年9月15日、ツイートを更新。それによると、市役所の職員をかたり、「義援金を受け取りに行く」という内容の詐欺とみられる電話が相次いでいるという。アカウントは、「佐倉市では、個別に義援金を募る連絡をすることはありません」と注意を呼びかけている。

   市原市では12日、市役所職員と称し、「台風で被害を受けた屋根の点検に伺います」などと不審電話がかかってきているという。市の公式ツイッターアカウントは「市原市役所では、台風の建築物点検等の電話連絡は行っていません。このような不審電話は詐欺の可能性があります。ご家族、市役所、警察に相談してください」と注意を促している。

   袖ケ浦市でも12日、ツイッターを通じて、訪問による屋根の会社に注意を呼びかけた。「市からの要請で屋根の修理を無料で行っている」などと説明し、修理しようとする事業者の事例が報告されているという。市の公式ツイッターアカウントは、「市が特定の事業者に個人宅の屋根の修理を依頼・要請することはありませんので、ご注意ください」としている。

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