「馬産地・日高を盛り上げていきたいと思っていた矢先に...」
2頭は競走馬の父親となる「種牡馬」として活動してきたが、年齢や体調などもあって引退し、ヴェルサイユリゾートファームで余生を過ごすことに。牧場では、クラウドファンディングなども活用しながら、ファンにその姿を公開する事業を2019年から本格的にスタートしたばかりだった。
そうした矢先の今回のトラブルである。牧場側は警察に届け出るとともに、ツイッターで写真を公開し、ファンから情報提供を募った。岩﨑さんによれば、14日午前中に撮影された写真ではすでにたてがみが切られていることが確認できたといい、遅くともそのころまでに「犯行」があったものとみられるという。
岩﨑さんはJ-CASTニュースの取材に、「うちでは今までこうしたことはありませんでした。しかし、他の牧場では同じような被害があったと聞いたことがあります。馬産地・日高を、馬を通じて盛り上げていきたいと思っていた矢先に......」と無念な胸の内を明かす。牧場では馬の安全面を考え、当面見学を中止し、予約客については個別に対応するとしている。
警察も来られ、器物損壊という事で、牧柵の周りの指紋をとっていかれました。
— ヴェルサイユファーム株式会社 #みんなでつくる引退馬の未来 (@Versailles_Farm) September 15, 2019
馬の安全面を考え、当面見学を中止させて頂きます。
現状で、ご予約頂いてる方に関してはご旅行の予定を組まれてると思いますので個別にて対応させて頂きます。
電話、メッセージでご連絡頂きたいと思います。 pic.twitter.com/qzdrJdV73s