N国は国民に「連立与党」入りを打診
玉木氏と立花氏の対談動画をめぐっては、党内外から批判が噴出している。
立憲民主党会派・小西洋之参院議員は「一瞬、目を疑った。あり得ない。絶対にあり得ない。しかも、この大災害の真っ只中(9/12)に録画し、今日公開している。あって欲しくない。絶対に」 と批判。民主党政権で防衛副大臣を務め、19年6月に自民党入りした長島昭久衆院議員も「これは深刻です。我が眼を疑いました。失望の極みです。涙」と嘆いた。
国民民主の原口一博国対委員長は、連合の神津里季生会長の「あり得ない」とのツイートを引用し、「本当にあり得ない。この日は、国民民主党総務会、そしてその前の拡大執行役員会でも国対委員長である私から国対方針を報告して承認されている」と書き込んだ。
なお、立花氏は13日の定例会見で、玉木氏に対してN国とともに「連立与党入り」を目指すことを打診したことを明らかにし、「国民民主党さんの中でも、自民党と公明党の連立与党側に入るべきじゃないかとの議論は出ていた」などと話した。
N国の上杉隆幹事長も14日、ツイッターで「個人の感想」と断ったうえで「幹事長としては、まずは野党連合を目指すのが現実的だと考えています。その枠組みは『大連合』ではなく、連携模索程度ですが。国民民主党や維新の一部、れいわもありかと思っています」と踏み込んだ投稿をしている。