「あなた様に全裸監督を見て頂きたい!」
J-CASTニュースでは、宣伝カーに掲載されていた番号に電話をかけた。
山田さん扮する村西氏が、「お電話いただきありがとうございます。村西とおるです」と名乗り、「全裸監督を見たいけれど、ネットフリックスで加入することを迷っているという方は1を、全裸監督なんて知らないというお客様は、2を押してください」と指示する。 試しに「2」を押してみると、早々、山田さんが「お客様、全裸監督を御存じありませんか?それはいけません。とてもいけないことでございます」とたしなめる。
営業トークは続く。山田さんは全裸監督について、「かつて闇社会で帝王と呼ばれたアダルト業界の革命人、わたくし村西とおるの実話にもとづく、ネットフリックスが本気を出したヒューマンドラマでございます」と解説し、「決してエロが目的のドラマではございません」と作品の意図を説明。
立て続けに、「狂乱の80年代を生きた人々の驚くべき生き様、まさに人間丸出し、実話にもとづく衝撃のストーリー。日本を代表する役者陣が、文字通り体を張って、取り組んでおります」とドラマを売り込み、
「ああ、あなた様に全裸監督を見て頂きたい!第1話だけでもご覧頂きたい。第1話を見たら、きっと最後まで見てしまうでしょうから。さあ、ネットフリックスで全裸監督をお楽しみください。URLは、ネットフリックスドットコムでございます」
と猛烈に勧めてくる。
なお、電話は60秒ごとに約10円かかるという。
(J-CASTニュース編集部 田中美知生)