若い飼育スタッフ中心に発足した「ツイッターを盛り上げる会」
上記のようにツイッターの投稿が拡散され、応援の声も届いているが、その裏にはスタッフの努力があったようだ。
「入園者が増えず財政的に厳しい中、若い飼育スタッフ中心に何とかしたいと『ツイッターを盛り上げる会』を18年7月ごろに発足し、動物たちの写真・動画を積極的にアップするようになりました。多くの方々にご覧いただくことが動物たちのためにもなると思っています。メンバーは全7人で、『中古でもいいのでほしい物リスト』のサイトトップに掲載している(頭を下げている)写真の5人もメンバーです。
今回、リストを発信するといろんな方から応援メッセージをいただいたり、リツイートして拡散してくださったりしています。5年前ならウェブにアップしてもそれほどの広がりはなかったと思いますが、おかげさまでこの1年超でフォロワーも増えまして、多くの方々の目に触れるようになりました」(担当者)
確かに、ツイッターでは毎日のように動物たちの「オフショット」を公開しており、リプライで「更新楽しみにしてます~」「これは笑った。編集がズルイ」「スゴイです!!カワイイ~」など好意的な声が日々届く。今回の「ほしい物リスト」呼びかけにも「いつもここで癒されているお礼を、いつかできるようにしたいです」といった応援の声が寄せられている。
リストの物品については「ありがたいことにキャリーバッグなどのご支援の連絡をいただいています」といい、他にも安価なものを中心に連絡を受けている。だが、やはり乗用車など巨大で高価なものはそうはいかない。担当者は「難しいとは思いつつ、本当に困っているのでリストにあげさせてもらっています...」と話す。
物品提供の連絡はサイト掲載のメールアドレスから受け付けている。なお「こちらから送料をお支払いできず、お手数なのですがお持ちいただくようお願いしています」としている。
(J-CASTニュース編集部 青木正典)
『中古でもいいのでほしい物リスト』を始めました。
— 日本モンキーセンター(公式) (@j_monkeycentre) September 11, 2019
ご家庭や会社で不要になったもので、動物たちの役に立つものを募集しています。
リスト以外にも「これ、いらない?」ってものがあれば是非ご連絡ください。さすがにヘリコプターとかはいらないですが。
詳しくはこちら↓https://t.co/nPBorGBDlS pic.twitter.com/kF4Wubtsnn