ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOの前澤友作社長(43)が2019年9月12日、同社とヤフーが資本業務提携し、自身は代表取締役を退任するとツイッターで発表した。
この一報を受け、ZOZOのライバルであるロコンド・田中裕輔社長(39)は「うっしゃー!!!!!」と雄叫びをあげた。
「敵は幕張寺にあり!」
ファッション通販サイトを運営するロコンドの田中社長といえば、前澤氏への敵対心あふれるツイートで有名だ。過去にもこんな投稿があった。
(前澤氏の月旅行発表を受けて)「月には行かない。ファッション通販の未来に行く」
「健全なファッションEC市場を取り戻すため、共に戦おう。まだまだ桶狭間。敵は幕張寺にあり!」(ZOZO本社は千葉県・幕張)
一方の前澤氏は、ツイッターユーザーから「ロコンドとも仲良くして下さいますか?」と の要望に「ロコンドって何ですか??」と返すなど、気にかけていない様子だった。
前澤氏の突然の幕引きに、田中氏は「驚きました。そして、寂しい」「それでも目指す、日本一」「うっしゃー!!!!!」と当然のようにツイッターで反応した。
J-CASTニュースが田中氏宛てに12日、(1)前澤氏の退任への受け止め(2)前澤氏はどのような存在か――などを聞くと、ロコンド広報から「大変恐縮ではございますが弊社からの回答は控えさせていただきます」と返事があった。
ロコンドをめぐっては、ファッションECの雄であるZOZOに対抗すべく、同業他社との提携を進めている。
田中氏は2019年第2四半期の決算説明会で「月への旅行や芸能人とのお付き合い等も含め、総合的な知名度は(ZOZOと)大きく劣るものの、デヴィ夫人の『靴を買うならロコンド』のテレビCMによってこのギャップを徐々に埋めて行きたいと考えております」と話している。
(12日18時追記)田中氏は記事公開後、「(1)(ニュースを見て)驚きました。そして、寂しい。(2)(寂しがってられないから)それでも目指す、日本一(3)(日本一目指して)うっしゃー!です。ヒドイな、J-CAST。」などとツイートした。