落語家の立川志らくさんが2019年9月11日、ツイッターを更新し、台風15号の被害が続く中で政府が内閣改造を実施することを非難した。
この日は予定通り改造内閣の名簿が発表されたが、8~9日に首都圏を襲った台風の影響で千葉県を中心に停電や断水などが続いている状況だった。
「少なくとも停電が全て解消されてからだよ」
志らくさんは、
「内閣改造を多少遅らせても台風被害対策に重点を置くべき。少なくとも停電が全て解消されてからだよ」
とツイッターに投稿。東京電力公式サイトによると11日昼現在、千葉県で約43万6000軒、神奈川県で約3800軒など、関東圏は停電が続いている。
一方、この日の第4次安倍内閣再改造をめぐり、閣僚人事の報道が続いており、中でも38歳の小泉進次郎衆院議員が環境相として初入閣を果たすことが報じられると大きな注目を集めた。こうした状況に絡め、志らくさんは、
「小泉進次郎さんが環境大臣になったからその明るさで千葉の停電を照らそうとでも言うのか?んな馬鹿な」
と辛辣にツイート。志らくさんの投稿後、予定通り改造内閣の顔ぶれが発表され、11日夕にも発足する予定となっている。
ツイッター上では
「組閣より復旧や」
「本当にそう思います。激甚災害指定を早く出して国を挙げて対処すべきと思います。自衛隊や電力会社の皆さん、現場で頑張っていらっしゃるけど、昨日から速報の音が出たかと思えば、閣僚人事の事ばかり」
「師匠、よく言ってくださいました!安定と挑戦の内閣と銘打ってますが、国民の生活の『安全と安心』あってこその政治だと思います。国とは、国民の一人一人の集まりのはずです」
「なんで一緒くたにするんかな。内閣改造と千葉の問題、だけでなく、いろんな問題起きてるのに」
など賛否さまざまな声が寄せられている。